体を洗うのにはどんな石鹸がいいのですか？
石鹸、本当に色んな種類がありますね。健康な皮膚の方は正直言って何でもいいと思います。ただ洗い方の問題で日本人が好きなゴシゴシ洗いはダメ！しっかり泡立てて手で洗うくらいで十分なのです。皮膚が頑丈な（角層が厚い）手のひらをタオル使ってゴシゴシ洗う方はいませんよね。なのに体はゴシゴシやる。これおかしくないですか？問題はアトピー体質や乾燥肌（皮脂欠乏症）の方です。基本的には低刺激の弱酸性の石鹸がお勧めです。しかしごく一般的なものでも洗い方を間違えなければ使える場合も多いと思います。それでもという方はアトピー専用の種類をいくつかご紹介しています。ごちゃごちゃ香料やら何やら入っている高級なものは避けるのが無難でしょう。
この顔の”シミ”どうにかなりませんか？
顔のいわゆる”シミ”、お悩みの方も多いことと思います。まず大事なことは本当に”シミ”か？それならどんな種類の”シミ”か？この診断をはっきりしないときれいになるものもなりません。おそらく最も多いのは年齢＆長年浴びた紫外線による”日光色素斑（老人性色素斑）”でしょう。その他”肝斑”、”炎症後色素沈着”、”後天性真皮メラノーシス”等々ありますが今回は代表格である”日光色素斑”にしぼりましょう。現在盛んに行われているのはレーザー治療でしょうか。しかしDr.しか使用不可の美白成分の入った外用剤でもかなりの効果が期待できます。当院では今のところレーザーを入れておりませんので後者の治療で施行していますが患者様には結構満足して頂いております。指示通りに使って頂くのがポイントですのでご希望の方はお気軽にご相談下さい。
この顔の”ぷつぷつ”どうにかなりませんか？
顔には色んな”ぷつぷつ”できますよね。ここで取り上げるのは湿疹やアトピーじゃなくていわゆる小さな出来物です。特に訴えが多いのは”脂漏性角化症”と言われる一種の年齢とともに出来やすくなるイボです。これは液体窒素による冷凍凝固できれいに取れます。（又は炭酸ガスレーザー）結構訴えが多いのが目の周りに出来やすい”汗管腫”、”脂腺増殖症”、稗粒腫”です。多発した場合が特にやっかいです。患者様は何か簡単にさっと取れる感じで受診されることが多いのですがこれらは結構やっかいです。冷凍凝固では役に立たず、どうしてもということになれば一つ一つ炭酸ガスレーザーや高周波ラジオ波機器で焼却していかないといけません。結局たくさんあると焼いた跡がシミになったりしてこちらが目立ってしまうことさえあります。う〜ん、特につつかない方がいいんですけどね〜。
