H26.12.7
早、師走です。12月の声を聞いたとたん寒波も来襲して一気に真冬になりました。唐突な?選挙も予定されさらに慌ただしさを感じます。さて今回の選挙はどうなんでしょう?まあ毎回解散総選挙となると大義があってのことと考えますが、このタイミングではいかがなものかと思ってしまいます。数百億円?の税金を使ってまでも今やる必要が本当にあったのでしょうか。景気を良くする!デフレからの脱却!まさに必要な事です。ただ今のところ世間一般にはまだ道半ばという感じは否めません。かたや財政再建の道筋はさらに遠のいて、日本の国債の信用はどんどん低下しています。そこに人口減少、かつてない高齢化社会の到来、社会保障費の高騰 等本当に難問山積み状態です。いったいこの日本丸はどこに向かおうとしているのでしょうか。少なくとも我々の子孫の時代までさらなる課題を押し付けないよう舵を取ってもらいたいと思います。
H26.11.3
本格的な秋です。しかも今日は文化の日。昨日はこの時期にまさにふさわしい?高尚な演劇を鑑賞してきました。”ジュリアス・シーザー”というかの著明なイギリス、ルネサンス期を代表するシェークスピアの古代ローマ悲劇です。”ブルータス、お前もか?”で有名ですよね。シェークスピアといえば、ハムレット、マクベス等の四大悲劇やロミオとジュリエットが有名ですがこの作品もローマの政治劇、悲劇として傑作のひとつに数えられています。劇の中身はともかく(本当はこれが大事なのですが)本格的な演劇なるもの、私恥ずかしながら初めてです。特別演劇ファンというわけではありません。今回も阿部寛、藤原竜也等の大物俳優が珍しく北九州で公演するというのでこれは!と思い観に行った次第です。感想は?うーん、結論から言うとミュージカルの方が好きかな、です。豪華舞台俳優の迫力ある魂のこもった台詞の数々(テーマがテーマだけにやや内容は難解なところもありましたが)、三時間もの長丁場よくぞ大舞台で披露できるなあと感心しきりではありました。まあたまには高尚なまさに文化の雰囲気を味わうのもいいのではないでしょうか。
H26.10.5
どうしても季節の挨拶から入りますね。不順な天候の夏もどこへやら、朝夕はめっきり秋めいて来ました。ただ御嶽山噴火やら台風襲撃やら自然の猛威には我々は為すすべもありません。先月ゴールデンタイムの番組で何やらメラノーマ(ほくろの癌)の放送がありました。皮膚科の疾患は意外とテレビ等で取り上げてくれることもままあるのですが、今回はかなりの反響がありました。特に視聴率の高い番組で症例が40代とかなり若い方だったせいもあるかもしれません。(予約録画でかろうじて私も観ることができたのですが)翌日からいわゆる”ほくろ”の診察希望の患者さまが明らかに増えました。テレビだとどうしてもその疾患を誇張しすぎる傾向にあるのですが何でも早めが良いのは間違いありません。特に悪性のものは。クリニックのレベルではメラノーマは滅多にお目にかかる疾患ではありませんが、たまたまこの期間に受診された40代の男性の背中の症状がかなり疑わしく精査のため某大学病院を紹介、結局メラノーマの診断でした。幸いまだ早期でしたので事なきを得ました。日々の診療をさらに慎重に確実に行う必要を再確認した次第です。
H26.9.14
今年は本当に夏らしくない天気が続きました。各地に豪雨の爪痕の残る大変な夏でした。幸いにここ北九州では極端な天候は避けられたようですが、もちろんいつもの夏ではまったくなかった感じです。皮膚科の場合やはり夏は夏らしくならないと盛り上りません。(患者さまには失礼ですが)これから秋は皮膚には最も良い季節ではないでしょうか。もちろん皮膚だけではなくからだに優しい季節と言いますか、何をするにも最適な気候がいつもになく長く続きそうです。心地よい秋を十分楽しみましょう。話は変わりますが、テニスの錦織くん本当におめでとうございました。テニスの世界四大大会の決勝に日本人が出るなんて本当にすごいことです。私も学生時代へなちょこテニスをしていた手前、この快挙には驚きと心底感慨深いものがあります。まとまりのない話になってしまいました、あしからず。
H26.8.3
真夏真っただ中だというのにおかしな天候です。今年は早くから台風は来るは、相変わらず局地的なゲリラ豪雨は降るは、相変わらず異常な猛暑日はあるは、日本の夏の天気が昔に比べおかしくなっている感じです。世間に目を向けても最近異様なまでに殺人事件が多発しています。事件におよぶ動機、状況、殺害方法等は様々ですがいったい人の命を何と思っているのでしょう。あまりに衝撃的だったのはやはり佐世保の女子高生の事件でしょう。加害者の家族、家庭環境、成長過程、人格等があまりに世間的に興味を引くからか、マスコミでも本当にここまで取材するか?まで詳しく報道されています。この事件は確かに特異的と思いますが本人の本当の”心の闇”はきっと誰にもわからないのではないでしょうか。強いて私が思うには生来の生き物に対する興味が成長とともに極端な方向(人に対して)に向いてしまった彼女の素因をベースに、親愛なる母親の死、急な父親の再婚によってさらに歪んだ自己表現として今回の事件が起こった気がします。ただ被害者、その家族には罪はありません。こういう事件でことあるごとに思うのは無くなった被害者を返してくれ!!と心から叫びたいご家族の切ない気持ちではないでしょうか。
H26.7.13
先月は私の”スポーツ観戦オタク”について書かせてもらいました。そしてまさにこれから数時間後にサッカーワールドカップの決勝戦です。朝4時から観る?はい、もちろんライブで観戦します。今回の大会はブラジルのサッカー王国の終焉が非常に印象的でしたが、決勝もヨーロッパサッカーと南米のそれとのぶつかり合いの様相です。私はサッカーに関しては見事なまでのずぶの素人ですが、今回感じたことは個々のプレーヤーの能力はもちろんですが多様な戦術と柔軟な相手に対する対応力が不可欠であるということです。その時々の状況によって攻撃、守備のパターンを柔軟にしかも根拠をもって変えて戦うこと。もはや個々の選手の能力のみ、型にはまったサッカーでは世界の上位には勝ち残れないということです。たかがサッカー?されどどうして、何と熱くそして奥深いスポーツでしょう。なにか実社会にも当てはまり通ずるとことが多分にあるような気がします。来週からは”スポーツ観戦オタク”としては寂しくなります。あっ!もうすぐ全英オープンゴルフが始まる〜!!
H26.6.8
今年は梅雨入りも早く各地ですでに豪雨も降っているようです。日本の天気とはまったく関係なくほんのもう少しで待望のサッカーワールドカップ開催ですね。ある意味オリンピックよりも世界中が熱く燃える数週間の始まりです。今回の日本代表はどうでしょう?日本の予選の組は飛び抜けた国はないようですが3国ともFIFAランクは日本より格上、まったく予断を許さない状況です。ザックもさすがに名将、ワールドカップに見事に照準を合わせてきた感じです。来週からハラハラドキドキの楽しい日々が始まります。来週は先日アメリカPGAゴルフツアーで日本人4人目の優勝をはたした松山くん出場のメジャー大会全米オープン、6月下旬には最近大活躍の錦織くん出場のテニスメジャー大会ウインブルドンと私日本人出場の”スポーツ観戦オタク”にとってはたまらない月です。どのスポーツもじっくり観戦すると本当に奥深い部分も見れてまさにストーリーのないドラマ!です。皆で興奮、感動して梅雨空をぶっ飛ばしましょう。
H26.5.6
今年のゴールデンウイークは6連休をとらせて頂き患者さまにはご迷惑をおかけ致しました。ここ最近は近場でのんびり過ごすことが多かったGWですが、今年は少々気合いを入れて北海道へ行ってまいりました。私自身は学生、勤務医時代に幾度か行ったことはあるのですがやはり北の大地は行く度にその堂々たる風情に感動します。今回は北海道大学のあまりに広大なキャンパス、積丹半島の勇壮な景色、札幌の奥座敷 定山渓温泉の北海道ならではの趣、そしていつもながら感じる札幌の街の活気と大都会に負けない街の大きさや地下街のご立派さ 等々。やはり北は札幌、南は博多だな〜と再認識しました。
それにしても最高気温が20度前後と非常に快適で天気にも恵まれ、さすがに疲れはしましたが鋭気を養う良い旅でした。さあまた連休明けから頑張ります。皆様宜しくお願い致します。
H26.4.6
サクラも散り始め、本格的な春ももうすぐそこという感じです。例年ゴールデンウイーク頃にはかなり紫外線の量も増えて来ます。ほぼ夏の強さに匹敵するくらいではないでしょうか。ご存知のように肌(皮膚)の大敵は色々ありますが何と言っても紫外線です。皮膚のエイジングに最もかかわりのある因子と言えるでしょう。皆さんはしっかりと紫外線対策できているでしょうか。子どもの頃から浴びて来た紫外線の量が出来てくるいわゆる”シミ”の数、濃さに関係しているとも言われます。”シミ”だけではなく”シワ”の原因にもなります。これらはもちろん個々の皮膚の体質による部分もありますが、紫外線防御は子どもから大人まで必須です。普段手っ取り早い方法はサンスクリーン(日焼止め)の使用です。多くの種類が市販されていますので自分の肌に合ったものを選びましょう。日焼止め成分の入った化粧品類の利用も良いかもしれません。真っ黒に日焼けした健康そうな肌、これは皮膚科的には決してほめれるような肌ではありません。きれいな肌を保つ大きな柱は紫外線防御と保湿(保湿に関してはまたの機会にお話しします)です。きれいな肌に心地よい気分でこれからの春本番から初夏を楽しみましょう。
H26.3.16
ぼちぼち暖かい日も増えて来た今日この頃です。桜のつぼみもいつ咲こうかとかなりふくらんできたようです。春の心地よい季節を前に最近はまたまたさびしい荒んだニュースが多いような。国内では佐村河内氏ゴーストライター疑惑、小保方さんSTAP細胞開発疑惑、世界に目をむけると クリミア半島情勢から発した欧米とロシアとの新たな対立、マレーシア航空機謎の行方不明事件 等々、せっかくソチオリンピックで盛り上がり感動した明るい話題から一転です。特に私は佐村河内疑惑が本当に腹立たしく思います。被爆者、障害のある方、東日本大震災被災者、もちろん一般の方をこれだけ食い物にして堂々とペテンを続けて来た彼のその人間性に怒りさえ覚えます。謝罪会見もまったく気持ちの入らない形だけのものでした。この場に及んでもまだ他人(ゴーストライター氏等)に責任転嫁しようとする態度はほんまもんの詐欺師でしょう。これだけウソを並び立てて本心からの反省が見られない、何と荒んだ人格の持ち主なのでしょう。騙され続けた私たちも反省しないといけませんが、人間どうしの信頼関係を見事に裏切った事件と思います。すべての人間関係は信頼から生まれると私は思います。信頼関係のない世の中は決して幸福なものにはならないでしょう。
H26.2.9
この時期、話題はやはりソチ冬季オリンピックでしょうか。私もオリンピック、サッカーワールドカップ等メジャーなスポーツの祭典は本当に好きです。この時だけはニッポン応援隊よろしく注目の競技や選手は夜中でもライヴで観ないと気がすみません。特にメダルに手が届きそうな時ははテレビの前で勝手に?盛り上がりかなり熱くなります。選手の本気モードの懸命なパフォーマンスはライヴで観ないと面白くありません。ライヴで観ないと価値がありません。この瞬間あの瞬間をはらはらドキドキしながら観るのがたまらないのです。そしてその中に作ろうとしても作れないドラマがある。私たちはこれに感動するのだと思います。今回のオリンピック、さてどんな感動のドラマを見せてくれるのでしょうか。睡眠不足は覚悟で楽しませてもらいたいと思います。
H26.1.1
皆様、新年あけましておめでとうございます。良いお年を迎えられたでしょうか。昨年後半からはアベノミクス効果、オリンピック招致決定等明るい兆しがやっと見え始め我々国民マインドも少々明るい気分が差し込んで来た印象です。この調子が本物かどうかはまだ予断を許さないところですが、少なくとも今年はさらに良い年になるような気がします。ただこれは主に経済面での話、国際的には対中、対韓関係を始めとして決して良い方向に向かっているとは思えません。日本以外の国々も過去の歴史、国家体制、宗教、民族上の問題そしてその認識の違い等で国と国との関係は困難を極めますが、”人類皆兄弟!”ではないのでしょうか。私のような凡人にはもちろん何もできませんが、少なくとも地域の皆様のお役に少しでも貢献すべく今年も頑張ってまいりますので宜しくお願い致します。