伝染性膿痂疹 of 戸畑 土井皮ふ科クリニック

伝染性膿痂疹(とびひ)
#あなたの病気は?        伝染性膿痂疹(とびひ)
               (でんせんせいのうかしん)
#どういう症状?
いわゆる「とびひ」です。かゆみを伴うしるが出る斑点や水ぶくれ、かさぶたができあちこちに広がってきます。子どもさんに多く特に夏場に生じやすいのが特徴です。
#原因は?
主に黄色ブドウ球菌による皮膚表面の感染症の一つです。かぶれや虫刺されを掻いたり適切な治療がされていない場合等に見られます。
#治療は?
抗生物質や抗生物質入りの軽めのステロイド外用剤を塗布、ガーゼで覆い多くの場合抗生物質の飲み薬も使用します。
#注意することは?
病変が乾いてかれてくるまで基本的には毎日ガーゼ交換が必要です。伝染しやすい病気ですので他の子どもさんとの接触は出来るだけ避けてお風呂も医師の指示に従って下さい。
#終わりに
自己治療では急速に広がり悪化することが多いですので早めの受診が大切です。