皮脂欠乏性湿疹 of 戸畑 土井皮ふ科クリニック
- 皮脂欠乏性湿疹
 
- #あなたの病気は?       皮脂欠乏性湿疹
 
-             又は皮脂欠乏症、湿疹化
 
- #どういう症状?
 
- 下肢、背中等がカサカサに乾燥し、引き続きかゆみが強くなるとその部位を掻いて掻き傷や湿疹が広がってきます。
 
- #原因は?
 
- 特に冬場の乾燥した時期に皮膚角質の水分量が低下し(特に高齢者)皮膚の防御機能が落ちるため、少しの外からの刺激にも症状が出やすいと言われています。
 
- #治療は?
 
- 症状に応じてステロイド外用剤や保湿剤を塗布し、必要ならかゆみ止めの飲み薬も使用します。皮脂欠乏症のみなら保湿剤のスキンケアで可です。
 
- #注意することは?
 
- 冬場は適切な湿度を保ち、衣服は出来るだけ綿素材使用、風呂で皮膚を擦り過ぎないように。医師の指示通りに外用剤を塗布して下さい。
 
- #終わりに
 
- 毎年冬場に繰り返す方が多いようです。適切な治療により効果は良好で暖かくなれば徐々に軽快してくる場合が多いです。